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お知らせ

なぜ、特別支援学校の現場で選ばれたのか ― 導入事例から見える「決め手」vol.1 ―

「写真」によって子どもたちはより鮮明に「体験」を想い出す___

埼玉県立特別支援学校 坂戸ろう学園

小学部 永野様
幼稚部 川畑様

 

坂戸ろう学園様は、聴覚障害のある児童生徒を対象とした幼稚部から高等部まである特別支援学校で、「多様な社会の中でたくましく生きるための力を育む、地域から信頼される学校」を目指しています。2018年より、当社サービス「みんなのおもいで .com」を導入。普段撮影されているお写真の活用方法や保護者の声をお伺いしてきました。

 

ハッピースマイル:坂戸ろう学園様には、普段の写真の活用方法や保護者の方の声についてお伺いできればと思います。まず、導入当初のことは覚えていらっしゃいますか?

 

坂戸ろう学園様:はい、覚えています。当時幼稚部では、撮影した写真を厳選してから印刷し、「写真日記」というものを作成して保護者の方にお渡ししていました。その中で、ある保護者の方から「卒業文集を作りたいので、撮影した写真データをもらえませんか」というご要望をいただいたんです。ただ、学校としてはセキュリティ面の観点から、SDカードをそのままお渡しするのは難しいという結論になりまして。「安心して写真データを保護者の方へ届けられる方法はないか」と当時の教頭が探していたところ、ハッピースマイルさんをご紹介いただき、導入を決めたと聞いています。幼稚部では毎日子どもたちの写真を撮影しているので、普段保護者の方が見ることのできない幼稚園での生活の様子をお見せしています。

 

ハッピースマイル:なるほど、保護者の方の声とセキュリティの観点から、 弊社サービス導入に至ったのですね。小学部の方ではどのような状況だったのでしょうか?

 

坂戸ろう学園様:小学部は、「単一障害学級」と「重複学級(聴覚障害と併せてその他の障害がある児童のクラス )」に分かれています。単一障害学級では、行事ごとにDVDを作成するクラスもあればそうでないクラスもあり、学部全体で統一されていなかったため、クラスごとに対応の差が出てしまうという課題がありました。一方で重複学級は、撮影した写真をDVDに焼いて保護者の方に配布していましたが、その作成作業が職員の大きな負担になっていました 。保護者の方にとって 、子どもの写真は大切な思い出ですし、「どうにかできないか」と悩んでいたところで、幼稚部がすでにハッピースマイルさんを利用していることを知り、小学部でも導入を決めました。現在は、主に行事の写真を撮影しており、修学旅行や宿泊学習、低学年では遠足などの写真を保護者の方に見ていただき、欲しい写真を直接お手元に残していただくようにしています。

 

ハッピースマイル:導入前から、手間をかけながらもお子さんの様子を保護者の方へ届ける、という部分を大切にされていたんですね。

 

坂戸ろう学園様:そうですね。特にろう学校では、「学校での体験や活動を家庭に持ち帰り、保護者の方へ伝える」「言葉のやり取りを広げていく」ということをとても大切にしています。言葉や手話だけでも十分伝えることはできますが、そこに写真という視覚的な情報が加わることで、子どもたちは体験したことをより鮮明に思い出し、話の幅が広がるんです。なので、多少職員の負担があったとしても、「写真を保護者の方へお届けする」という部分は大切にしてきました。

 

ハッピースマイル:確かに、写真は場面を切り取って共有することができるので、お子さんも想い出を伝えやすいですよね。写真を撮影する際、何か意識されていることはあったりするのでしょうか?

 

坂戸ろう学園様:本件のろう学校は2校だけということもあり、遠方からかよっているお子さんも多いんです。幼稚部では週に2日だけ投稿している子もいるので、そうしたお子さんが投稿した日は、できるだけ多くの写真を撮るように心がけています。登校できた日は、その子にとって特別な一日。だからこそ、その日の姿や活動の様子をしっかり記録して、保護者の方にも安心してご覧いただけるようにしています。

 

ハッピースマイル:先生方の想いが、写真一枚一枚に込められているんですね。そういった写真を見て、保護者の方からはどんな声が届いていますか?

 

坂戸ろう学園様:「遠方に住む祖父母へ手紙を添えて写真を送ったら、とても喜んでくれた」「学校でこんなにキラキラした笑顔で過ごしている姿が見られて安心した」といった、嬉しいお声をたくさんいただいています。聴覚障害のある子の保護者の方が、必ずしも手話を使えるとは限りません。だからこそ、写真はご家庭での大切なコミュニケーションのきっかけや、会話の「橋渡し」のような存在になっていると思っています。

 

ハッピースマイル:ろう学校様ならではの喜びの声をお聞かせいただきました。本日は貴重なお話をありがとうございました。